鶴見区内2か所の地域施設での「脳トレ教室」の開催
当団体が展開している活動の中に、「脳トレ教室」があり、神奈川県だけでなく東京西部でも実施しています。今月は横浜市駒岡地域ケアプラザの依頼を受け、9月13日と16日に、鶴見区の2か所の地域施設(末吉地区センター、駒岡地域ケアプラザ)で開催した「脳トレ教室」について報告します。
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両日とも地域包括支援センターの看護師と保健師の方からの健康講座開催の趣旨説明、開会挨拶から始まりました。末吉地区センターでは27人(女性24人、男性3人)、駒岡地域ケアプラザでは24人(女性23人、男性1人)のおそらく普段からその施設の催しに参加されている70歳代から80歳代の地域のシニアのみなさんです。男性の参加が少ないのは、いつものこととは、保健師の方がおっしゃっていました。
私たちがやっている「脳トレ」は「NPO法人こころとからだの介護予防協会」が推進している「ぱぴぷ脳トレ」です。「ぱ」はパワーポイント、「ぴ」はPC・パソコン、「ぷ」はプロジェクターを指しています。つまり、パワーポイントで作成された脳トレ教材を、プロジェクターを通じてスクリーンに映し出し、会場にいる参加者がスクリーンを見ながら課題に取り組むのです。
最初は脳の話からです。海馬が委縮すると新しい情報を覚えにくくなる、など簡単に短期記憶について説明します。
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説明が終わると、いよいよ課題に挑戦です。
スクリーンに映し出された課題をお隣と相談しながら、会場はわいわいガヤガヤ。途中、指折り体操も交え、また笑いも起こる中、みなさん真剣に取り組んでいただきました。
一つの会場では、教室が終わった後、常連と思しき方が施設の方に、これから毎週開催しなさいよと、おっしゃっているのが聞こえました。
終了後、参加された方々が、笑顔で帰られる姿を目にすることができれば、実施側の満足感もひとしおです。
地域包括支援センターや地区センターなどの地域施設では、地域にお住いのシニア層を対象とした健康寿命の延伸や、普段の健康管理に役立つようなテーマの講座開催を検討されているところが多いのではないでしょうか。
私たちはご要望に応じて各地に出張しています。ご質問等がありましたら、お気軽に info@kanagawa-kensei.com までお問合せください。