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“高齢者のうんどう”について

2025年1月1日

“高齢者のうんどう”について

あけましておめでとうございます。
健康生きがいづくりアドバイザーの西城眞人です。
運動は科学と感性の融合です(科学者が比較的多く、このバランスが厄介)、理想では半々?私は感性約8割です。唯し運動内容の正誤性については科学(データ)を参考にします。 人間は動物です、動く物と書きます、動かなければ枯れるように出来ています。座して枯れるのを望みますか?そして便利さを追求した現代社会、便利さを享受し、麻薬と同じで、多くの現代人はこの習慣に慣れて止められなくなる傾向にあります。そして老化には個人差がありますが、特に75歳を超えるころから身体的マイナス変化が想像以上襲うことになります。 自身の老化を認める知恵を用意しなければ、残るは不具合と諦めだけになります。そうならないために、老化(衰退)ではなく人生は生涯にわたって発達することが出来、成熟への過程であると考えたらいかがでしょうか(サクセスフルエイジング)。
高齢者のからだは個人差もあり、参考となる数値、事例もまだまだ少なく、特に年代別高齢者の運動として明確なものは少ないと思われます。活躍されておられるメンバーの多くの皆様は60代以上の方が多いと思いますので、私見で指導経験上の物言いになりますが、寝たきりになりにくいヒントを申し上げます。
60代はからだに多少不安を抱える人が増えてきます、しかしまだまだ動かせば、からだも反応し期待に応えます、多少の負荷の運動継続も成長に変わり、期待通りとは言えませんがそれに近いからだつくりをすることが出来ます。敢えて多少からだに負荷のかかるトレーニングを行うと良いと思われます。
70代は60代で運動習慣化出来たものを引き継ぎ、不安を感じないからだつくりを中心に選択し、自分に合った運動種目で歳相応の安定したからだつくりが出来、運動習慣化の実現です。動くのが億劫や面倒でないからだつくりを是非達成しましょう。
80代は筋力・視力・聴力・バランス感覚も落ち、怪我をしやすくなる条件が揃います。
想像以上に回復も遅く、すり減った軟骨が支える無理の出来ない関節と、反応の鈍くなった脳と頑張れないからだ(筋肉)を持ち歩くようになります。怪我の回復より老化曲線が成長曲線を上回り、逆転現象を起こし、長期化し、いや治りにくく、そして完治を諦めざるを得なくなります! ルーの法則では理論上は何歳でも筋肉を鍛えることが出来る、それは正しいですが、関節のサビと軋みの悲鳴が加齢と共にだんだん大きな声になり、からだを鍛えることは難しくなります。
90代は今まで行ってきた全ての運動の効果を使い果たし、活動の場面で面倒や億劫も感じない、人生を全うする日まで自分の足で歩ける算段をつけましょう。
そして晴れてセンテナリアン(百寿者)の達成です。
上記がサクセスフルエイジングのからだ編です。ご参考になれば幸いです。

下欄の「自宅で免疫力維持(全身緊張うんどう)」および「自宅で出来る簡単運動」も参考にしてください。

最終更新日: 2024/12/28 16:12:30

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