令和6年度 健康生きがいづくりアドバイザー養成講座・認定研修を開催しました
神奈川県で「健康生きがいづくりアドバイザー(以下、「アドバイザー」といいます。)」になるには、(一社)神奈川健康生きがいづくりアドバイザー協議会(以下、「神奈川健生」といいます。)が実施する「
アドバイザー養成講座」と資格認定のための「
アドバイザー認定研修」を受講・修了し、(一財)健康・生きがい開発財団(以下、「健康・生きがい開発財団」という。)に登録してなることができます。そして、神奈川健生に会員登録いただいて、私たちの仲間となります。神奈川県外にお住まいの方も、地元での養成講座や認定研修の受講の機会がなければ受講することができます。修了したら地元の協議会に加入したり、個人で活動したりすることもできます。
今年度の神奈川県での養成講座は10月13日(日)と10月20日(日)の2日間で、また、認定研修は10月27日(日)に実施するという日程で開催しました。いずれも神奈川健生が会合などで使用することが多いJR横浜駅西口側にあります「かながわ県民センター」を会場としての開催でした。
●養成講座(10月13日、10月20日に開催)
養成講座では、健康・生きがい開発財団が編集・発行します「人生100年時代の新ステージへ」と題したアドバイザーには必須の基礎的な知識・情報を7分野(7科目)に分けて解説したテキストをもとに、講座は進行します。登壇する講師はいずれも神奈川健生のアドバイザーです。
10月13日(日)の養成講座では、7科目のうち3科目の講座を受講してもらいました。第1科目は「超高齢社会の展望と人生100年時代の生き方」と題して、超高齢社会の現状や、健康生きがいづくりのためのライフプランについて、第2科目では地域社会における「健康生きがいづくりアドバイザーの使命と役割」について、そして第3科目では「人生100年時代の健康づくり」と題して、地域社会において健康づくりを支援するための幅広い知識を学んでいただきました。
養成講座の最後は、健康・生きがい開発財団からの「課題レポート」を作成・提出してもらいました。
受講者のみなさんは、2日間とも朝から夕方までのほぼ一日のプログラムにもかかわらず疲れた顔も見せず、やり通されたのがとても印象的でした。お疲れ様でした。
●認定研修(10月27日に開催)
10月27日(日)の認定研修では、基調講演として健康・生きがい開発財団の松浦常務理事から「人生100年時代の新ステージへ」と題してお話をいただき、続いて東京大学高齢社会総合研究機構の江口フレイルトレーナーから「フレイルを予防して健康寿命を延ばそう」というテーマで講義をしていただきました。
そして、昼食後、認定研修恒例のグループワークは、これまで『行政との「協働」』をテーマに行ってきましたが、今回は「ライフプラン相談」をテーマに行いました。
ライフプラン相談に基づくグループワークは、グループを三つに分けての進行でした。テーマの相談内容は、「ご夫婦で、夫(65歳)からか、妻(63歳)からの相談」か、「単身者(65歳)で、男性からか、女性からの相談」かをそれぞれ選択し、以後の生きがいづくり、健康づくりについて、グループワークで相談への回答を示すという設定でした。意外にも三つに分けたグループいずれもが「単身女性(65歳)からの相談」があったものとして相談への回答を選択されたのがとても印象的でした。女性の参加者が多かったことも影響しているのかもしれませんね。
グループワークの後は、「神奈川健生の活動の現況について」の説明を行いましたが、アンケートに「一番聞きたかったです」との記述があり、活動への関心の強さを実感した次第です。まとめとして受講者から「私の活動目標」を作成し、提出いただき、健康・生きがい開発財団の藤村事務局長から修了証を授与し、無事研修が終了しました。
私たちの仲間の一員として活動は、認定研修を修了され、健康・生きがい開発財団に登録していただき、次に神奈川健生に会員登録いただいてから始まります。11月23日(土)には、「かながわ県民センター」に次いで神奈川健生が会議等で使うことが多い横浜駅東口にある横浜市西区福祉活動拠点「フクシア」に移して、「入会説明会」を開催する予定です。一人でも多くの仲間が増えることを願っています。