生きがいシェアフォーラムで保護司について学びました
神奈川健生では、昨年度より年に4~5回、会員が個人的にやっている活動や研究を他の会員と共有する日を設けています。理解し合い考え合うことが目的なので、意見交換の時間を長く取り、話者と参加者だけでなく参加者同士の交流も目指しています。
第6回目のフォーラムは6月29日(日)14:00~16:30にフクシア(横浜市西区社会福祉協議会)で開催し、保護司としても活躍している神奈川健生会員の大津慎一郎氏が「保護司というボランティア〜更生保護という社会貢献活動を知る〜」という題でお話をされました。大変暑い日でしたが、大津さんは保護司のバッジを付けて背広姿で参加してくださいました。
保護司の情報は、ホームページにも載っていますが、それでも他のボランティア活動などと比べてわからないことが多いという印象です。まずは人数や性別、年齢層など保護司の現況について聞きましたが、仕事の内容に入ったあたりから質問が相次ぎました。「実費弁償金」という費用の支給システム、なりたいと思った人の志願の方法、地域活動の内容などいろいろな情報を得ることができました。
途中の休憩時間には、大津さんが用意してくださった研修資料等を回覧しました。
後半は、「神奈川健生でできそうなこと」について話し合いました。まず、大津さんが用意してきた「意見交換用ワークシート」にそれぞれが書き込みました。ワークシートの回答を記入しているうちに新たなアイデアが出てきて、記入後は書き込んだことを順に話し合うというより、自由に各自の意見や提案を共有する時間になりました。
今回のフォーラムの話者を引き受けるにあたり、大津さんは保護司会に連絡してくださったそうで、私たちは法務省保護局のパンフレット等保護司会からの資料もいただきました。
保護司になるのは難しいとしても、神奈川健生として「社会を明るくする運動」にほんの少しでも関わることができないだろうか…?そんなことを考えながら帰路につきました。
報告者:徳田裕美子