令和7年度 健康生きがいづくりアドバイザー養成講座・認定研修を開催しました
(一社)神奈川健康生きがいづくりアドバイザー協議会(以下、「神奈川健生」といいます。)のメンバーは、全員(一財)健康・生きがい開発財団(以下「財団」)が認定する「健康生きがいづくりアドバイザー(以下「アドバイザー」)」の資格を取得しています。この資格は、「養成講座」(対面、通信、e-learning)及び「認定研修」を受講することで取得できます。
神奈川健生は、毎年財団から委託を受けて対面式の「養成講座」と「認定研修」を実施していますが、今年度は、かながわ県民センターで「養成講座」(10月5日(日)・12日(日))を、横浜西区福祉保健活動拠点「フクシア」で「認定研修」(10月26日(日))を開催いたしました。
神奈川県外にお住まいの方も受講できます。今年度は静岡県にお住まいの方が「認定研修」を受講されました。遠方から来られた方は、修了後は地元の協議会に加入したり、個人で活動したりしています。
●養成講座(10月5日、10月12日に開催)
養成講座は、財団発行のテキスト「人生100年時代の新ステージへ」を使って講義を行っています。このテキストは、アドバイザーに必須の基礎的な知識・情報を7分野(7科目)に分けて解説したものです。講師はいずれも神奈川健生のアドバイザーです。
受講生は第1科目~第3科目を初日、第4科目~第7科目を2日目に学び、最後に「課題レポート」を作成して提出します。
2日間とも朝から夕方までのスケジュールになっていますが、皆疲れた顔も見せず、やり通されたのがとても印象的でした。
●認定研修(10月26日に開催)
10月26日(日)の認定研修では、基調講演として財団の松浦常務理事が「人生100年時代の新ステージへ」を担当し、続いて東京大学高齢社会総合研究機構の江口フレイルトレーナーが「フレイルを予防して健康寿命を延ばそう」というテーマで講義をしました。
昼食後は認定研修恒例のグループワーク「ライフプラン相談」です。来談者を「夫婦(夫65歳、妻63歳)」または「単身者(65歳、性別はグループで想定)」に想定し、今後の健康プラン、生きがいプラン(就労、ボランティア、生涯学習、自由時間)について、ライフプラン表を作成して相談に回答していきます。今年は9名の受講生を2グループに分けて行いました。どちらのグループも夫婦からの相談を想定し、体験や経験を踏まえた活発な意見交換を行って回答案を発表していました。
グループワーク後はまとめの個人ワークとなります。各受講者が「私の活動目標」を作成して提出し、研修はすべて終了しました。
修了生は健康・生きがい開発財団への登録を経てアドバイザーになり、活動を希望される方は神奈川健生に会員登録をしていただきます。11月9日(日)には、かながわ県民センターで「入会説明会」を開催します。一人でも多くの仲間が増えることを願っています。
報告: 芳賀正保 (健康生きがいづくりアドバイザー)