9月12日 成年後見センターで心理学の専門家による研修会を開きました。
神奈川健生成年後見センターでは、会員のスキルアップのため、毎年数回内部研修を行っています。
今回は外部講師をお迎えして研修会を行いました。
講師は、自由が丘産能短期大学の末崎裕康先生です。
公認心理師・臨床心理士でもあり、他大学でも教えていらっしゃいます。
今回のテーマは、「支援者としての重要スキル~心理支援者のトレーニングで必須とされていること~」です。
興味深いテーマのため、センター会員のほか、一般のアドバイザー、外部の参加者も参加し、28名と大盛況でした。
研修内容を少し、ご紹介します。
【心理師としての職責】「多重関係(専門家としての役割に加えて別の役割も相手に対して持つこと)を避ける」ことが大切とのお話がありました。成年後見業務は、多重関係ありきになりやすく、線引きが難しいです。
【自分自身のアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)】体験の言語化について、「自信」「自己効力感」「自尊心」「自己肯定感」の違いを丁寧に説明されました。
【グループワーク】
「セルフエスティームかんたん確立シート」というフォームに、カンディンスキーなどの絵を見たあと各自がシートに好感度の点数や感想などを記入し、その後お互いに発表し合うというワークをしました。
同じ絵を観ても、各々違う点数、感想でどのグループも大いに盛り上がっていました。
体験を言語化する訓練は、後見業務の報告書作成等に生かしていけるものです。
その後の懇親会でも、先生を囲み、今悩んでいる事などを各々話す時間があり、参加者は多くの刺激を受けました。
より良い支援を行うため、成年後見センターでは、学び続けていくことが求められています。今後も、先生にはケース検討などでアドバイスをいただいていく予定です。
報告者: 健康いきがいづくりアドバイザー 瀧澤 純子